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 日々考える。日中を考える。
  ~元気な日本をもっと世界に~
 
-----------------------------------2013.01.30---第023回号---
 
 こんにちは。作者の井上光晴です。
 中国で日本人として最前線で働く者として、
 もっと日本に元気になってもらいたい。
 
 日本で報道されているまがった状況ではなく、
 正しい情報をあなたにお伝えできればと思い
 メールマガジンを配信しています!
 
 難しい用語は使わず、さらっと、楽しみながら
 読んで行っていただけるメルマガにしますので、
 末長くお付き合いしていただけたら幸いです。
 
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 あけましておめでとうございます。
 
 中国は旧暦なので正月はまだなので、
 最近では、新宴会と忘年会がたくさんあります。
 
 いろいろ忙しいですが、新しい年です。
 自分にとっては大きな変化の年になります。
 
 今回から読んだ中で面白い本を1冊、
 ご紹介させていただきたいと思います。 
 
 今年もよろしくお願いします~!
 
★☆★『こんな本読んでます』--------------------------------
 
 ◆採用基準
   ~自頭より 理論的思考力より 大切なもの~
 
 ---------- 一部掲載 ----------
 「社会を変えたいなら、まず自分の生き方を変えないと始まらない」
 言われてみればその通りなのですが、
 自らそれを実践する若者からこの言葉を聞き、衝撃を受けました。
 彼も含め、こういう若者がマッキンゼーを受けに来ることはりません。
 彼らに会いたければ、私が外に出る必要があったのです。
---------- 一部掲載 ----------
 
 マッキンゼーに入りたい人が読むような単純な攻略本でなく、
 今の世界、これからの世界に必要な人間像が記されている。
 今世界で求められていながら、
 日本という狭い世界で求められていない新しいいリーダー像。
 日本でただ生活をしているのでは正直わかりにくい難しいと思う。
 「社会を変えたいなら、まず自分の生き方を変えないと始まらない」
 何かのきっかけにしたい一冊。
 
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 ●Book reviews:書籍レビュー
 https://www.mitsuharu0809.com/book/
 
★☆★『目次』----------------------------------------------
  
 ◆クルマの新しい形
   ~生活の変化が車を変える~
 
 ◆日本企業の体質
   ~外国文化を社内に~
 
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 ◆クルマの新しい形
   ~生活の変化が車を変える~
 
  『2013.01.30---第022回号』でお話しした、
  『日中小売マーケット~先を行く中国マーケット~』
 
  今回はその続きのお話をいたいと思います。
 
  前回のお話で、小売業態は、
  ECの急激な発展、により小売業界は
  EC(イーコマース)(※2)
  ハイパーマーケット(※3)
  コンビニエンスストア(※4)
 
  ECにことごとく取って代わられる。
  というお話をしました。
 
   ---------------EC(※2)---------------
   電子商取引(Electronic commerce)
   インターネットや特定顧客用の専用線といった
   コンピュータネットワーク上での
   電子的な情報通信によって商品やサービスを
   分配したり売買したりすることをいう。
   略称はeコマース、イートレードなど。
   ---------------EC(※2)---------------
 
   ---------------ハイパーマーケット(※3)---------------
   ハイパーマーケット(Hypermarket)
   衣食住全てを扱う郊外立地の倉庫型・集中レジ方式の
   総合スーパーの1つの形態である。
   フランスのカルフールの主力業態となるなど
   主にヨーロッパで広く見られる小売業態である。
   ---------------ハイパーマーケット(※3)---------------
 
   ---------------コンビニエンスストア(※4)---------------
   コンビニエンスストア(convenience store)
   年中無休で長時間の営業を行い、
   小規模な店舗において主に食品、日用雑貨など
   多数の品種を扱う形態の小売店である。
   略称は「コンビニ」「CVS」などで、これらの略称が
   定着する前の1980年代以前には「コンビ」
  「深夜スーパー」などという呼び方もされた。
   多くの場合、大手資本により展開されている。
   ---------------コンビニエンスストア(※4)---------------
 
  今回はまさにその急激に発展している
  ECを取り巻く環境についてお話ししたいと思います。
 
  ECが大きく発展を遂げようとすると、
  物流網がとても大切になってきます。
 
  中国のECサイト訪問者数はで
   1億4,000万人(ネットユーザーの約半分)、
  日本のECサイト訪問者数は
   6,000万人(ネットユーザーの8割弱)
  にもなっており、とても巨大な産業です。
 
  中国でも、日本でもこれから
  もっと増えるであろうECユーザーの皆さんに、
  商品を届けるにはとても莫大な
  改善が必要とされてくることでしょう。
 
  そこで、今までのようなトラックでの配送では
  小回りが利かないため、新しい物流業態が出てきます。
 
  それは、トラックと、ピザを運ぶようなバイク便の中間。
  いわゆる、電気輸送機器(※5)の
  分野に含まれる電気自動車(※6)です。
 
   ---------------電動輸送機器(※5)---------------
   電動輸送機器(Electric Vehicle; EV)
   電気エネルギーで駆動する輸送機器である。
   ---------------電動輸送機器(※5)---------------
 
   ---------------電気自動車(※6)---------------
   電気自動車(electric car)
   電気をエネルギー源とし、電動機を動力源として
   走行する自動車である。
   ---------------電気自動車(※6)---------------
 
  調べてみると、すでにセブン-イレブン・ジャパンは
  宅再サービス用にTOYOTA製EVを200導入済み。
  14年度には3,000台まで増やす計画となっている。
 
  しかしまだ中国での導入例は見られない。
  
  小売業態は、日本では6,300万人程度
  いるといわれている就業者のうち、
  卸売業、小売業での就業者は1,050万人程度と
  たくさんの方が、個々の業界で生活をしている。
 
  たくさんの方が生活されている業界が変化する。
  するとたくさんの方のライフスタイルも変化する。
 
  そしてその変化の先に新しいビジネスの可能性がある。
 
  もっともっと未来を予想して、
  新しい時代にその都度対応できるようしていきたい。
 
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 ◆日本企業の体質
   ~外国人の文化を社内に~
 
  以前紹介したフォックスコン(※1)が、
  新しい動きを見せている。
 
  フォックスコンの従業員は全世界で100万人を超え、
  11年度の売り上げは約10兆円、純利益は2,500億円にもなる、
  とても巨大な電子機器受託生産会社だ。
 
  今現在フォックスコンは、
  中国、アメリカ、メキシコ、ブラジル、インド、
  トルコ、スロバキア、チェコ、の8か国で生産をしている。
  上記8か国に加えインドネシア、
  マレーシアでの生産も検討している。
 
   ---------------フォックスコン(※1)---------------
   フォックスコン・テクノロジー・グループ
   鴻海科技集團, Foxconn Technology Group, 富士康科技集团
   電子機器の生産を請け負う電子機器受託生産では
   世界最大の企業グループ。台湾に本社を構え、
   生産拠点は主に中国。
   ---------------フォックスコン(※1)---------------
 
  フォックスコンはアップルの数多くの製品を生産している。
  アップル社がアメリカ国内での生産を増やすという方針を
  打ち出したため、アップル社と共に世界での生産割合を変え、
  関税減少、納期短縮を目指す方針を出した。
 
  しかし、フォックスコンほど大きく、
  世界で成長しているグローバルな会社にとって、
  世界での生産割合を変えたり、
  世界中に新しい工場を建てたりするのは珍しいことではない。
 
  今現在フォックスコンは世界中工場の管理面で
  苦戦を強いられている。台湾の管理体制を
  海外に持ち出しているフォックスコンだが、
  海外従業員から台湾の管理体制に不満が出ている。
 
  どうやってその不満を解決していくのだろうか。
  それこそが今回テーマに挙げている、
  フォックスコンの新しい動きだ。
 
  海外法人の管理職の半数以上を現地のスタッフに
  次々と切り替えている。それに加え去年発表した
  14年いっぱいで、国内従業員のうち50万人を
  機械100万台に切り替えるとの方針を出している。
 
  世界中で従業員に対する考え方を変えている。
  もちろん手放しで賛成できる考え方ではないものの、
  経営者のトップダウンで方針がガラッと変わる。
 
  ボトムアップ文化の日本企業も変化するチャンスがある。
  注目すべくは日本への留学生だ。
 
  日本への留学生は2000年時の5万人に比べて、
  2011年度では14万人程度まで増えている。
 
  しかし、日本で就職をしたい大学生は以前より多いものの、
  現実に就職できる外国人は1万人にも満たない。
  日本企業が外国人というだけで毛嫌いし、
  日本企業には合わない等の言い訳をし受け入れようとしない。
 
  日本企業は外国人を受け入れ、外国文化を受け入れ、
  海外進出の際の海外文化との摩擦に強い体制を、
  作ることが急務になってきている。
 
  まだ日本を好きでいてくれる外国人が、
  日本に興味を持ち留学をし、日本で仕事をしたいと
  願ってくれているうちに、日本企業は変化しないといけない。
 
  上記で上げた例のような、人間を機械化する。
  というフォックスコンの考え方は雇用との兼ね合いもあり、
  賛成はしかねし、この方針で解雇される方の身になれば、
  やはり反対に回りたくもなり、一見非道に見える。
 
  しかし現在の日本企業のように、従業員の解雇を悪とし、
  最後の最後まで足を引っ張る社員を解雇できず、
  優秀な人材ばかりが会社から離れ、
  悪循環で経営がうまくいかなくなり、会社解散。
  すべての雇用を確保できなくなるという
  最悪のケースさえ予想される。
 
  日本企業は世界に進出する際に起きる、
  海外企業との摩擦に耐える体力をつけなくてはならない。
 
  もう遅いくらいの日本企業の世界文化の取り入れ。
  フォックスコンに学ぶ必要はさらさらないが、
  もっとスピーディーに動かないと日本企業の未来はない。
 
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  今回も最後まで読んでいただいてありがとうございます。
  ご意見、質問等ありましたら『 hoborage0809@gmail.com 』
  までご連絡ください~!
  ではまた次回でお会いしましょう~!
 
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 日々考える。日中を考える。
  ~元気な日本をもっと世界に~
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