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現在更新数:42冊
 
2013.08.07:世界のエリートはなぜ、「この基本」をだいじにするのか?
~一生成長し続けるための仕事のコツ48~
ISBN 978-4-02-331221-0 作者 戸塚隆将
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Chapter1:人との「つながり」に投資する Chapter2:自分の内面と外見を磨く Chapter3:時間に支配されずに働く Chapter4:決定的なコミュニケーションで成果を出す Chapter5:利益を生む資料を会議で貢献する Chapter6:世界に売って出るキャリアを高める Chapter1-7 どんなに多忙でも、週1回仕事と関係ない人に会う ①1週間に最低1回の時間の確保をする ②信頼する友人・知人を介して人にあう ③ピンときたら即会う
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数多く出ている人生のHow to 本だと思って手に取ったが、内容はとても面白いものだった。日本で普通のHoe to 本でなく、表紙にもあるように、世界で頑張っている人たちがどのような習慣を持っているのか、を48個の「コツ」が書いてある。日本ではなく世界で活躍している人はすぐにでも真似してみてもいいんじゃないかと思う一冊。
 

 

2013.07.03:ローソンのソーシャル・キャラクター戦略 ~その答えはローソンにある~
ISBN 978-4-86225-938-7 作者 小池一夫
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『「楽しみながらやっている雰囲気」が大事!』とはいえローソンさんとの取引が始まったばかりのころは、やはり全国展開されている大きな企業なので、堅いイメージというか、コラボするにしてもできないことの方が多いんだろうなって思っていたんです。ところが実際に組んでみると「面白ければ何でもOK!」という雰囲気で、企画を提案したこちらの方が「法ん等にやっちゃっていいの?」と驚かされることが多々ありました。
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日本で数少ないソーシャルメディアで成功している大手企業ローソンのソーシャルメディア戦略が、簡単に面白く書かれている。後ろ姿でデビューして、顔を公募したり、参加型の戦略だったりととても面白く、しかも消費者の心をつかむ工夫がとてもされているのだと感心した。大手企業の人にも読んでもらいたい一冊。
 

 

2013.05.31:ザ・フランチャイズ ~トラブルゼロで、永続的な成長と安定を!~
ISBN 978-4-478-02469-0 作者 民谷昌弘
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「スーパーバイジング機能のレベルを上げる」スーパーバイジング機能は、加盟店の運営を継続的にサポートするための機能を指す。具体的には、定期的に加盟店を巡回して、運営が基準通りに行われているかどうか、経営状態に問題はないかといった点などをトータルで加盟店をサポートするための機能である。5C+P ・コンサルティング(consulting) ・カウンセリング(counseling) ・コーディネーション(coordination) ・コントロール(control) ・コミュニケーション(communication) ・プロモーション(promoution)
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具体例を簡単なストーリーにしながら、フランチャイズを説明されています。個人で企業を立ち上げると資本がないので、フランチャイズは一つの選択肢となりえる可能性があるので、学んでおいてもよいのではないかと思います。自分で何かをやりたい人が知っておきたい一冊。
 

 

2013.04.11:世界のエリートはなぜ歩きながら本を読むのか ~コンディショニング術~
ISBN 978-4-8387-2529-8 作者 田村耕太郎
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しっかり休むことも提言しておきたい。日本人は休むのが下手だ。世界のリーダーたちはガンガン働くが、その分、思い切り休む。つまりメリハリが利いているのだ。この本はガンガンやろうというテイストになっているが、実は頑張ることにも勝るとも劣らないくらい休むことは高いパフォーマンス創出に欠かせないのである。
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題名にひかれて買ったこの本。とても簡単で読みやすかった。世界で活躍している次期リーダーたちの実例と彼らの生活リズムが沢山書かれていて、なおかつ彼らにある共通点として、適度以上の「運動」と、適度以上の「休み」だった。「運動」と「休み」を有効に利用し、生活のリズムをとるという発想を与えてくれた一冊。

 

2013.02.15:ローソンの告白 ~だから個人も組織も成長できる~
ISBN 978-4-569-80890-1 作者 財部誠一
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『「信頼するけど信用しない」という思考法』新浪は徹底的に権限を委譲してきた。全国を八つの支社に分割し、新規出店や閉店の権限まで支社長に委譲した。1011年3・11の震災対応でも、新浪は「まかせる」といい続けた。現場で指揮を執るものこそが情報を持っているので、その判断を尊重することを最優先してきた。まさしく「自立、分散、協調」型組織への変貌となったが、それは新浪剛史という絶対的な存在があってこそ初めて成り立っている。単純な権限委譲でも、単純な地域分権でもない。新浪の「まかせる」は、権限と共に厳しく責任を負うことで成立している。事実、ローソンでは任されて結果を出せずに降格になったものの例がいくらでもある。ただ降格になるのではない。降格に嫌気がさして去る者もいるが、敗者復活も大いにある。一度、役員を降格になったものの、成果を上げて役員に帰り咲いた例もある。
------------------------------------------- 一部掲載 ------------------------------------------
新浪社長がどうやって経営不振だったローソンを立ち直らせてきたか、これからどうやって成長させていきたいか。そんな企業を長い間取材して世に出た大変貴重な一冊。企業理念も「私たちは''みんなと暮らすマチ''を幸せにします」変化した背景、企業の共通の価値観「そこに、みんなを思いやる気持ちはありますか」「そこに、今までにない発想や行動へのチャレンジはありますか」「そこに、何としても目標を達成するこだわりはありますか」を制定した背景が書かれている。世界を代表する企業の成長段階が記された一冊。
 

 

2013.01.25:JAL再生 ~高収益企業への転機~
ISBN 978-4-532-31854-3 作者 引頭麻実
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自分の仕事と全体との関連を見る視点を身に着け、全体社員が一体感を持つためには、組織の構成員が経営層・管理層・実働層といったそれぞれの層のレベルの考えを固有化するのではなく、異なる立場に立って考えることが非常に重要である。具体的には、自分が別の層にいるとしたら今の自分に何を求めるか、また自分からそちらの層にどう働きをかけるか、など、現在の自分が置かれている層とは異なる層からの立場から考えてみるのである。
------------------------------------------- 一部掲載 ------------------------------------------
今回の引用部分は当たり前のことが書かれているように思える。しかし本当の実戦でこれらが本当にできているのか、できている自身がある人も、どれだけ高いレベルでできているのか。当たり前のことを、当たり前にする組織を、かの当たり前に言い放つ稲盛さんだからこそできたJAL再生だと思っている。当たり前のことを、当たり前にこなす当たり前でない能力をこれから身に着けていきたいと思え、その片鱗が書いてある一冊。

 

2013.01.18:Niche ~新しい市場の生態系にどう適応するか~
ISBN 978-4-492-52207-3 作者 ジェームズ・ハーキン
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流行を追うことに取り憑かれた若者は、ギャップの様な大型小売店を飛び出して、もっとおしゃれな店―名門私立の高校生や大学生はアバクロやJクルー、二十代はアメリカン・アパレルやH&M―へ行くようになった。ギャップの幹部はそうした数値を入念に調査し、その数値を信じて流行のファッションに力を入れることに決めた。だが結果は散々だった。ギャップは広大な真ん中の市場を捨てて、失いつつあった若者層の奪還に夢中になった。だが、それが間違いだったと気づいて再び真ん中を狙いを定めようとしたときにはもう、真ん中は存在しなかった。
------------------------------------------- 一部掲載 ------------------------------------------
これまでどういった形で、マーケットが生まれ、死んでいったか。具体例を挙げてしかも、細かく分析、説明が書いてある。これからのマーケットがどうやって変化していくのだろうかという疑問を、過去の歴史を知ることで多少なりクリアになっていく。クリス・アンダーソンのMAKERSと一緒に読んでもらいたい一冊。
 

 

2013.01.15:2052 ~今後40年のグローバル予想~
ISBN 978-4-8222-4941-0 作者 ヨルゲン・ランダース
------------------------------------------- 一部掲載 ------------------------------------------
【未来についての懸念】私は大人になってからずっと、未来について心配しながら生きてきた。と言っても私個人の未来ではなく、地球という小さな惑星と、そこに暮らす人類の未来を案じ続けてきたのだ。66歳になった今、その心配は無駄だったことがわかった。それは、地球の行く末にバラ色の未来が待ち受けていると思うようになったからではない。私が長く心配し、自分なりに警告を発する努力を重ねてきたにもかかわらず、この世界の進展に何の影響も及ぼしていないことが分かったからだ。【穏やかな心で全速前進】この本は、単なる未来予想ではなく、行動を奨励するためのものであるということだ。私はもはや、そうなり得たかもしれない世界を夢見てはいない。その代り、持続可能性の高まりを示すささやかな兆候、もっそ正確には、持続不可能性の改善を示すささやかな兆候を見つけた時、心から幸せに感じるのだ。
------------------------------------------- 一部掲載 ------------------------------------------
まさに40年後の未来を多方面の専門学者からの意見を取り入れ、それを総合し、今の段階で考えられる限り制度の高い40年後が記されている。竹中平蔵の有名な言葉に【私が、若い人に1つだけ言いたいのは、「みなさんには貧しくなる自由がある」ということだ】という発言がある。「もちろん貧しいからといって不幸せなわけではない。しかし、努力しなければ今の日本人としてのレベルを維持できない日本国になっている。努力することでしか、日本人は今の日本人としての生き方を保てない」という風に自分は受け取った。未来の在りたい自分を想像する人はたくさんいる。しかしその前提である「世界の未来」を本気で想像している人は少ない様に思える。自分自身と世界の未来を想像させてくれる頼もしい一冊。
 

 

2013.01.12:鈴木敏文のセブン-イレブン・ウェイ
~日本から世界に広がる「お客様流」経営~
ISBN 978-4-02-331152-7 作者 緒方知行
------------------------------------------- 一部掲載 ------------------------------------------
不満ではないが、満足していないという状況で、「漠然としてクリアではないが、あそこに行けば自分の求めるなにかと出会えるのではないか」と、その何か―新しいライフスタイルや昨日とは違う暮らし方など―に出合えると期待できる街、発見できる予感のある店に、人々の足は向く。
------------------------------------------- 一部掲載 ------------------------------------------
日本で圧倒的なナンバーワンコンビニを作り上げてきたオーナーの理念が記されている。最近でこそ長い間セブンイレブンにかかわり続けるのはリスクともといわれているが、彼が作り上げてきたセブンイレブンはすさまじい。企業理念の大切さが注目されている今、とても大切で、注目すべき企業であり個人だと思う。彼の熱い思いが企業理念となっていく様をぎゅっとまとめた一冊。
 

 

2012.12.17:個を動かす ~ローソン作り直しの10年~
ISBN 978-4-8222-7408-5 作者 池田信太郎
------------------------------------------- 一部掲載 ------------------------------------------
企業内の「個」を奮い立たせて。地域の「顧客」と向き合う「個店」を作り上げる、ということだった。その意識改革の先にある未来図を、不幸な偶然によって、より先鋭的に出現させたのが震災だった。だから新浪経営の真価は震災で試された。言い換えれば、震災の危機を辛くも乗り越えたことで、ローソンが強靭な紐帯で結ばれながらもそれぞれが自ら考える「個」の集団に生まれ変わっていたことが証明された。
------------------------------------------- 一部掲載 ------------------------------------------
一部掲載部分が新浪社長が作り上げた、みんなが考える、「個」になる組織だった。その作り方、組織変化の中での情熱だったりが、順々にかたられている。ローソンのような小売の商売を立って直す機会は少ないが、大きな組織を経営者の集団、いわゆるサラリーマンを「個」にするミッションは管理職であればだれにでもまとわりつく問題だ。そんなこれからのリーダーの姿が描かれている一冊。

 

2012.12.12:世界の経営者は いま何を 考えているのか
~知られざるビジネスの知のフロンティア~
ISBN 978-4-86276-109-5 作者 入山章栄
------------------------------------------- 一部掲載 ------------------------------------------
トランザクティブ・メモリーは、近年の組織学習においてきわめて重要な考え方となっています。それは人の記憶と組織の記憶のメカニズムの違いを説明する決定的な考え方の一つといえます。その基本発想はいたってシンプルです。トランザクティブ・メモリーとは、組織の記憶力に重要なことは、組織全体が何を覚えているかではなく、組織の各メンバーがほかのメンバーの「誰が何を知っているか」を知っておくことである、というものなのです。この Who knows what  こそが組織の記憶と個人の記憶を分ける大きな違いなのです。
------------------------------------------- 一部掲載 ------------------------------------------
別にこの一部分がよいと思って切り取ったのではないが、すべてを説明する一部伐採は難しいと感じたため個々の部分にした。経営学という言葉は仕事をするうえで誰もが身に着けていくものだと思われがちだが、みなさんが普段使っている「経営のための知識」と、この本の中の「経営学」とは全く似て非なる。「経営学」という学問に焦点を当て、経営学の考え方自体を上記のような具体的な言葉で記してある。自分も「Harvard Business Review」や、「日経ビジネス」を定期購読しているが、読み方そもそもを変化させることができる絶対に読んだほうがよい一冊。

 

2012.12.10:P&G ~一流の経営者を生み続ける理由~
ISBN 978-4-396-65050-6 作者 和田浩子
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「一緒に働いていた人たちと、信じられないほど親密につながっていた・・・彼らが何を考え、どう考えているのか、何に情熱を燃やしているのかが分かっていることによる親密さ、共通の目標を持ち、その達成に打ち込むことからくる親密さ、互いに正直で率直であるがゆえの親密さ、何ものもわれわれを阻止できない---我々の運命はわれわれが握っているという信念とともに持つことの親密さがあった。我々は素晴らしいことを達成しなければならないという企業文化を作り上げていた。」 ~ジョン・ペパー(ウォルト・ディズニー社会長)~
------------------------------------------- 一部掲載 ------------------------------------------
世界でいろいろの会社で活躍している、元P&Gの方々にインタビューをしてP&Gストーリーとして記載されている。内容は簡単だが、一貫して企業文化に対して熱く語る元P&Gの方々が語るメッセージが記されている。日本企業の経営者にも見ていただきたい一冊。

 

2012.11.05:採用基準 ~自頭より 理論的思考力より 大切なもの~
ISBN 978-4-478-02341-9 作者 伊賀泰代
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「社会を変えたいなら、まず自分の生き方を変えないと始まらない」、言われてみればその通りなのですが、自らそれを実践する若者からこの言葉を聞き、衝撃を受けました。彼も含め、こういう若者がマッキンゼーを受けに来ることはりません。彼らに会いたければ、私が外に出る必要があったのです。
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マッキンゼーに入りたい人が読むような単純な攻略本でなく、今の世界、これからの世界に必要な人間像が記されている。今世界で求められていながら、日本という狭い世界で求められていない新しいいリーダー像。日本でただ生活をしているのでは正直わかりにくい難しいと思う。「社会を変えたいなら、まず自分の生き方を変えないと始まらない」。何かのきっかけにしたい一冊。
 

 

2012.10.25:MAKERS ~21世紀の産業革命が始まる~
ISBN 978-4-14-081576 作者 クリス・アンダーソン
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二十一世紀の産業構造は、二十世紀とはまったく違うものになるだろう。世界的な大企業によるトップダウンのイノベーションではなく、アマチュアも、起業家も、プロも含めた、無数の個人によるボトムアップのイノベーションが、今まさに生まれている。初期のPC愛好家からウェブコミュニティの参加者まで、ビットの世界では個人がイノベーションを起こしてきた。いま、アトムの世界で、再び同じことが起きる条件は整った。しかも、その規模はより広く、深いものになるはずだ。
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21世紀の産業革命は個人がメーカーになれる「MAKERS」という考え方が書き記されている。これは読まないと歴史、そして未来は語れない。読まないといけない一冊。

 

2012.10.25:結果を出すリーダーはみな非常である ~30代から鍛える意思決定力~
ISBN 978-4-478-02147-7 作者 冨山和彦
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会社を経営破綻に追いやったエンロンも、リーマン・ブラザーズも、みなCEOの暴走が原因だった。ところが日本のサラリーマン組織で起こる問題は、集団の不作為型の暴走、あるいは問題先送り型であって、トップの暴走ではない。それなのに日本でも必死にブレーキ議論をしている。日本の場合には、よく走らず、よく曲がらない車で、しかもトップ一人で運転できないのだから、単にブレーキだけ強くしたところで意味がない。
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非情な経営と聞くと、人員削除だったり、そういったことに焦点があてられている本が多い。この本は人事に焦点を置くのではなく、会社を作ったような、会社の代表的な事業であっても、未来が見えない業界にあった場合は社内で反対されようが会社から切り離す必要がある。といった意味で「非情」ならざるを得ない。との意見だ。「会社にも寿命がある」、「現場が権力を持ったら会社はつぶれる」等の筆者の持論が次々と出てくる。その一つ一つをわかりやすく説明してくれ、そして説得力もある。面白い考えが詰まった一冊。
 

 

2012.10.04:現実を視よ ~あなた変われば世界が変わる~
ISBN 978-4-569-80692-1 作者 柳井正
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一九六一年一月二十日、アメリカの首都ワシントンで第三十五代大統領に就任したジョン・F・ケネディーは、国民に向かってこう訴えた。「Ask not what you country can do for you, ask what you can you do for your country.(国があなたのために何ができるかではなく、あなたが国のために何ができるか、問いかけてください)」思い起こせばこの二十年間、日本人は国に対して要求ばかり叫んできたのではないか。文句を言えば何か与えてもらえる---どこかでそう考えていたのではないか。バブル崩壊、デフレ不況、超円高、財政赤字、失業問題、東日本大震災、そして原発事故・・・問題が発生するたびに、「国は早く何とかしろ」「日本は政治が悪すぎる」と人々は繰り返した。しかし、自分たちは国のために、アクションを起こしただろうか。失われた二十年の教訓。それは、みんなが評論家になってしまったこと。傍観者ばかりで当事者がいなければ、状況は何も変わらない。
------------------------------------------- 一部掲載一部掲載 ------------------------------------------
自分も後輩によく言う。世界のグローバル化が進めば、もちろん賃金のぐろーばる
 

 

2012.06.28:なぜマッキンゼーの人は年俸1億円でもやめるのか?
ISBN 978-4-492-50235-8 作者 田中裕輔
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マッキンゼーの記事示唆を表現する有名な言葉として「UP OR OUT」、日本語訳すると「成長せよ、できなければ去れ」がある。マッキンゼーにおける成長の尺度はいわゆるタイトル(職位)。従って、これは言い換えれば「昇進できなければ去れ」である。「万年平社員」なんて安住は決して許されない。
------------------------------------------- 一部掲載 ------------------------------------------
そもそもマッキンゼーという狭き門をくぐった人たちが、マッキンゼーという組織で切磋琢磨する。日本の会社はみんなが助け合い、みんな同じ速さで成長しようとする。今世界を変えるのは個人の能力が優れた、いわばタレントをリーダーに持つ組織だと思う。そのリーダーの大切さ、リーダーの考え方が記された一冊。

 

 
2012.06.22:大富豪アニキの教え ~無一文から大富豪!人生を変える【25の教え】~
ISBN 978-4-478-01660-2 作者 兄貴(丸尾孝俊)
------------------------------------------- 一部掲載 ------------------------------------------
「俺はな、『仲良くなる』にしても『金儲け』にしても『仕事にしても』いろんなことをウルトラスピーディーにバコーンと短縮してきた人やから、会うて説明をしたほうが早いしわかりやすいんや。正直『契約書』とかな、そんな下らん『紙切れ』に信用を置いてはいけないんや。信用を置くのは『人』でしかないんやて」。「余談やけどな、俺が一番びっくりするのは、『政治の世界』や。会うたこともないヤツに投票して、会うたこともないヤツが国の方針を決めて・・・、ソンで投票した側のヤツが『その政策は気に入らない』戸井って暴れるという・・・。もうここまで来ると、脳みそコッパみじんレベルに、わけわからんやろ」「ようは政治家も市民も、相手を自分ごとのように大切にできていないから、『関心がない』んや。関心がないから会いにもいかへんし、だから、見たことのある漫才師の候補ばっかりに投票してしまうねん。」「でもそんな漫才政治家が日本を動かしていると思うと、恐ろしいで。せやから、せめて投票する政治家には、自分から会いに行ったほうがええと、俺は思うよ。そしたら誰が選ばれるだろうと思う?」「『市民を大切にしてくれる人』が選ばれるに決まってるやんけ。そしたら、もうちょっと、日本がよくなるがな」「『自分から会いに行く』こそが、最強やねんて」。
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以前は当たり前だったことが、最近ではなぜか習慣、文化からなくなり、大切なものを見失っているかもしれません。そんなことを一つ一つ問題定義し、愉快な関西弁?で面白おかしく簡単に説明してくれています。現代で忘れていた何かを思い出させてくれる、色々な気づきがある一冊。
 

 

2012.05.25:フリーで働く ~さらば雇われ人生!~
ISBN 978-4-532-31800-0 作者 中山マコト
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「見積もりは有料にしなさい!」見積もりをすべて有料にし、ホームページ上にもそれを記載しました。すると劇的な変化が生まれました。それは”本気のクライアントからの本気の依頼”しか来なくなったのです。見積もりは仕事の能力を映す鏡であり、クライアントの姿勢を判断する踏み絵でもあるのです。これが「見積もりは有料で受けろ!」という理由であり、根拠です。
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終身雇用が当たり前だった時代はもう終わった。大手企業自体が買収されたり、最悪は倒産。という事態が起こりえる時代になった。これからは会社員でありながらも、個人で社会と戦える人間である必要がある。その足掛かりになる一冊。

 

2012.05.25:迷いが消える決断思考 ~「目的」を見つければ夢はかなう~
ISBN 978-4-89451-506-2 作者 新妻比佐志
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あなたがモテないのはいったいなぜでしょうか?ただ、どうでしょうか?「自分はモテる」と自信を持って断言できる人がどれだけいるでしょうか?いつからでしょう、若者向けの雑誌などを飾る定番企画の一つとしてモテるノウハウを開設するのが定着したのは。それまであちらこちらでクローズアップされれば、「なぜモテないのか?」という悩みは、人々の心を抑える大きな問題の一つになりかねません。ある程度の年齢になっても、その悩みが解消されない人は多いのではないでしょうか?でも、きっぱり言いましょう。あなたは「なぜモテないのか?」と悩んでいるからモテないのです。もし、あなたがモテたいと考えているのなら、まずやるべきことは外見を気にすることではありません。明日にでもすぐに、決断できる人へと生まれ変わればいいのです。
------------------------------------------- 一部掲載 ------------------------------------------
最速最善の選択をする。誰もがその選択をできるようになりたいと願っている。しかし、いろいろな場面で最速でもなく最善でもない選択をしてしまいがちである。私生活でも、ビジネスでも。一つ一つ例を挙げながら簡単に説明が書いてある。「俺はいったいどーすりゃいいの?」その答えが見つかる一冊。

 

 
2012.05.22:お金のルール38 ~Freedom From Money~
ISBN 978-4-86280-307-8 作者 千田琢哉
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ルール:「割り勘ではなくて、おごり合いをする。」もし桶根餅になりたかったら、割り勘人生から卒業することだ。たとえばランチは相手におごってもらう。ランチ後カフェでのコーヒーブレイクはこちらにおごらせてもらう。10年や20年で長期的に付き合っていく中では、交代で支払していくと必ず帳尻が合うようになっている。仮に1対1の関係では多層の誤差があったとしても、何十人や何百人と人付き合いをしていけば帳尻が合うように世の中はできているのだ。生涯で1億円支払った人は、1億分周囲から助けてもらった人だ。生涯で100億円支払った人は、100億円分周囲から助けてもらった人だ。
------------------------------------------- 一部掲載 ------------------------------------------
『優れた芸術家は真似(まね)、偉大な芸術家は盗む』この言葉はパブロ・ピカソの言葉です。何かを目指す時にその行動なりを真似、その行動の本質がわかった時に盗めるわけです。お金持ちになりたいのであれば、こういった本を手に持ち、とりあえず真似て煮ることも大切だと思います。お金のルールが記された一冊。
 

 

2012.05.10:それをお金で買いますか ~市場主義の限界~
ISBN 978-4-15-209284-7 作者 マイケル・サンデル
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私たちはあらゆるものがカネで取引される時代に生きている。民間会社が戦争を請け負い、臓器が売買され、公共施設の命名権がオークションにかけられる。市場の理論に照らせば、こうした取引に何も問題はない。売り手と買い手が合意の上で双方がメリットを得ているからだ。だがやはり何かがおかしい。結局のところ市場の問題は、実は我々がいかにして共に生きたいかという問題なのだ。
------------------------------------------- 一部掲載 ------------------------------------------
『これからの「正義」の話をしよう』に続いての第2弾。友人やノーベル賞などの「お金で買えないもの」と、臓器や子供などの「お金で買えるがまず間違いなくそうすべきではないもの」この区別は思われるほど明確ではない。と本書にも記してある。市場主義と、道徳主義。意外と人は理解していないと、理解させてくれる一冊。
 
 
2012.05.01:お金持ちになる男、貧乏になる男 ~金持ちになる100の秘訣!~
ISBN 978-4-7631-3210-9 作者 スティーブ・シーボルト
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秘訣: 『貧乏になる男は、お金を「悪いもの」と考え、お金持ちになる男は、お金を「よいもの」と考える。』金持ちの多くは慈善活動に熱心で、恵まれない人々に多額の寄付をしている。実際、富裕層による経済的支援がなければ、自然事業の大半は成り立たなくなる。貧乏人は金持ちを利己的で強欲だと批判するが、お金持ちの多くは莫大な寄付をして慈善活動を推進する博愛主義者である。経済的に余裕のある人間は境遇をコントロールできるが、経済的余裕のない人間は境遇にコントロールされ、多くの場合、判断力を施行する機会すら得られない。 (ハービー・ファンストン ファイアストンタイヤ創業者)
------------------------------------------- 一部掲載 ------------------------------------------
時として、当たり前のことを、当たり前という判断ができなくなる時がある。その原因は、嫉妬だったり、世論だったりと、いろいろあるが、お金に関しての、そんな考えをもう一度修正してくれる。お金ともう一度正直に語りたくなる一冊。

 

2012.04.15:孫正義 ~働く君たちへ~
ISBN 978-4-8379-2434-0 作者 「ソフトバンク新卒LIVE」編集委員会
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会社を英語で言うと「カンパニー」だ。このカンパニーとは、カン=一緒に、パニー=パン、つまり「パンを一緒に食べる仲間たち」という意味だ。これが会社の語源である。だが、カンパニーとして最も大切なことは、食べるパン以上に、志を一緒に食べる、志を共有すること。仲間になるために、それ羽状大切なことはない。
------------------------------------------- 一部掲載 ------------------------------------------
色々な新しい発見をさらっという知識人孫正義。そんな孫正義の明言をまとめた一冊。

 

2012.02.19:砂漠で梨をつくる ~ローソン改革2940日~
ISBN 978-4-02-330491-8 作者 吉岡秀子
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ある幹部社員の見解では、女性社員の積極的な登用も「ダイバーシティ」の一環だという。「若い女性やママさんの柔軟な発想、細かな配慮、コミュニケーション能力といった、それぞれの個性が企業を強くする。そういった意味で女性社員も戦力であることは間違いないし、子育て支援への理解を深める研修も行っている」具体的に、一握りのママさん社員のための子育て支援は年々充実してきた。今後も内容を進化させたい考えだ。
------------------------------------------- 一部掲載 ------------------------------------------
ローソンの書籍はたくさんあるが、女性の視点からのものはあまり多くないと感じている。その中で、女性によって書かれた女性的な部分の記事がとても面白い。日本を代表する企業に成長した新しい一面が記されている一冊。
 

 

2012.01.20父・金正日と私 ~金正男独占告白~
ISBN 978-4-16-375190-0 作者 五味洋治
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日本には5回行ったと思います。新橋のホテルに宿泊し、近くのおでん屋によく行きました。
新宿では焼肉屋によく行きました。赤坂の高級クラブは特別な場所です。
民団系、総連系、一般の日本人もいます。みんなが一緒に歌を歌い、お酒を飲んでいた。
いつかこういうふうに壁がなくなればいいと思ったものです。
------------------------------------------- 一部掲載 ------------------------------------------
この帯を見てすぐ様購入!彼がトップになって入れば、北朝鮮は変わっていたか。いや、まだ変わることができるのか。一人の人生を描いた一冊。とても興味深い一冊。

 

 
2012.01.15:孫正義伝 ~あんぽん~
ISBN 978-4-09-388231-6 作者 佐野眞一
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孫正義は、インターネットビジネスから、東日本大震災をきっかけにして、事業の主軸を脱原発の自然エネルギーへと大きく舵を取った。この男は日本を救う英雄なのか、それとも一族の過剰なリビドーを受け継ぐ稀代の怪人なのか、それとも時代をひっかきまわすだけの迷惑男なのか。日本の将来の方向も暗示するその答えは、そう遠くないうちにわかる。それまでは私たちは孫正義という男から目を離すことができない。これは好き嫌いととは次元の異なる問題である。
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在日韓国人としての生い立ち、そして苦労。日本に幸せに生れ育った幸せな普通の日本人とは大きく異なる。ネット上、マスコミにで何かと叩かれている孫正義。レベルが低いのは日本であり、在日韓国人ではない。自分のこれまでの甘えと、これからのすべきことを考えなおせる一冊。

 

2012.01.15:The Rules of Management ~上司のルール~
ISBN 978-4-7993-1119-6 作者 リチャード・テンプラー
 
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進路指導教員:卒業したら君は何をしたいの?十六の学生:上司になりたいと思っています。読者の中にこう言い切った人が果たしているだろうか?私もこんなことを言った覚えはない。なのに結局、あなたは上司になって今頃この本を手にしている。
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わかりやすいタイトルを見て、あまり期待もせずに手にとって見たこの本で見たこの書き始め。すでに部下を持って長い人も、改めて自分を振り返れる、鏡のような一冊。

 

2012.01.10:サムスン式仕事の流儀 ~5年一流社員になる~
ISBN 978-4-7631-3172-0 作者 ムン・ヒョジン
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サムスンの仕事の流儀がいつもベストとは言えないだろう。会社によって文化があり、人それぞれのスタイルがあるからだ。だが、何より基準となるのは、仕事の流儀が会社の成果にどれだけあっているのか、グローバル度はどのくらいか、どれだけスピーディーか、という点である。その点、サムスンの流儀は、この三つについて十分に「スタンダード」になることができる。本書は、漠然とした抽象論で仕事の「差し手」を教えることを目的とはしていない。それなら本書でなくても他の本からいくらでも学べるだろう。重要なのは「実戦」であり、その「実戦の方法」だ。
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2012年のフォーチューン「グローバル企業500」では20位。2010年の売り上げは20兆程度と韓国GDPの22%。携帯の世界シェアは現在も30%前後。ここ10年で爆発的に伸びてきた会社の具体例が書いてありる。厳しくも成長してきた会社の中を垣間見れる面白い一冊。

 

 
2011.12.30:グーグル ~ネット覇者の真実~
ISBN 978-4-484-11116-2 作者 スティーブン・レヴィ
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実のところ、※OKRを達成できない事より悪いのは、目標を大幅に上回る成果を上げることだった。それは、社員が切実ではなかったこと、そして安全策を取って目標を意図的に低めに設定していたことを示していた。グーグルはチャレンジ精神に欠け、能力以下の仕事しかしない社員を残しておく余地は全くなかった。『※OKR(Objectives and Key Results) 事業の目標設定とそれがどの程度うまくいっているのかを測る指標』
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簡単に達成できるような目標を立てることに嫌悪を示し、より高い目標を設定。その目標にどれだけ近づけるかで評価が決まる。すべての新しい発想が詰まった「グーグル」という企業。すべてのサービスは世の中を便利にする事という使命を、「邪悪になるな」をモットーに、従業員みんなが目指し大きくなってきた。そんな超大手企業の始まりから現在までのすべてが詰まった一冊。
 

 

 
2011.12.07:孫正義奇跡のプレゼン ~人を動かす23の法則~
ISBN 978-4-7973-6649-5 作者 三木雄信
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重要なことは「少しでも世の中をより良いものに変えていきたい」という意思があるかどうか。この意思を持つ人には、誰にでもプレゼンテーションの達人になれる可能性がある。この本はそうした意志を持つ人のために書かれた。この本が、プレゼンテーションを通じて、自己と社会を改革していくきっかけとなることを切に願いたい。
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結論から言え。スライドは右脳で作れ。1スライド・1メッセージ・1イメージ。プレゼン資料の作り方しか書いていないのではなく、孫正義が初めて作った自動翻訳機の商売のプレゼン等、たくさんの経験談が載っている。世界を変えてきた会社のプレゼンは、今までの文字の多い眠くなるプレゼンではなく、ワクワク、ドキドキするような、エンターテイメントのショーを行う。今までのプレゼンからショーへの一歩を踏み出せる一冊。

 

2011.12.05:中古ワンルームは「東京23区」を買いなさい
~リスクがリスクでなくなる収益マンション選び~
ISBN 978-4-7612-6805-3 作者 重吉勉
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不動産投資は短期的に考えて、うまい話、儲かる話ではありません。長期的な視点立つことがなにより大切です。つまり、考え得るリスクと、これから負担していくコストをしっかりと把握することから始めなければならないのです。
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日本で不動産を購入しようとしていましたが、この本を見て再度検討することとしました。思っていたより老朽化によるコストを甘く見ていました。この本を買ったことによって、1,500円の投資で、それ以上のコストのリスクを防ぐことができました。やはり知識って大切と再度思い知らされた一冊。

 

 
2011.12.01:100円のコーラを1000円で売る方法~価格を下げるな、価値を上げろ。~
ISBN 978-4-8061-4239-3 作者 永井考尚
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「顧客」に振り回されるな。なぜ「省エネルック」は失敗して「クールビズ」は成功したのか?キシリトールガムがヒットした理由。新商品か必ず売れない?「町の電器屋」はなぜつぶれないのか?ストーリーでつかむMBAマーケティング戦略
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一人の営業マンが成長していく、とてもわかりやすいストーリーが書かれている。高校生くらいから、マンネリ化してしまった営業マンまで。すぐにさらっと読み返せる。読み直す価値ありだと思うこの一冊。

 

2011.11.30:決別~大前研一の新・国家戦略論~
ISBN 978-4-02-330982-1 作者 大前研一
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日本人がものを考えなくなったのはなぜか。どうして日本の集団知は衰退したのか。すべての元凶は「偏差値教育」にあると私は確信している。偏差値に縛られなかった我々の時代は、皆、自分の未来は無限だと思っていた。
学校の成績がどうであれ、なりたい自分を自由に思い描くことができた。「こんな成績でそんなこと考えてどうするんだ」と周囲から言われることもないし、好きな学校を受験できたし、好きな仕事を選択できた。
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日本経済の衰退は起こるべくして起きた。自分はそう思っている。日本以外先進国の経済の波を見ても、同じようなリズムで来ている。唯一日本がその他先進国と違うのは、国内がのマーケットが守られ過ぎ、世界に対する競争力を失ってしまっていること。この本はその原因、解決方法等が簡単な例を挙げながら書かれている。政治は政治家という時代はITと共にいずれ崩れる。その時に、日本人として知ってて欲しい最低限のことがきちんと書いてある一冊。

 

 
2011.10.24:スティーブ・ジョブス~2~
ISBN 978-4-06-2127127-4 作者 ウォルター・アイザックソン
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クレイジーな人たちがいる。反逆者、厄介者と呼ばれる人たち。四角い穴に丸井杭を打ち込むように、物事をまるで違う目で見る人たち。彼らは規則を嫌う。彼らは現状を肯定しない。彼らの言葉に心を打たれる人がいる。反対する人も、称賛する人も、けなす人もいる。しかし彼らを無視することは誰にもできない。なぜなら、彼らは物事を変えたからだ。彼らは人間を前進させた。彼らはクレイジーといわれるが、私たちは天才だと思う。自分が世界を変えられると本気で信じる人たちこそが、本当に世界を変えているのだから。
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上記の内容は、アップルの広告であると同時に、スティーブ・ジョブスが社員に向けて作られた広告である。スティーブ・ジョブスのDNAはアップルに残った。これからもアップルは世界を変えてゆくと信じている。スティーブ・ジョブスの「歴史」でもありながらアップルの「歴史」をしっかりと刻んだ一冊。

 

 
2011.10.24:スティーブ・ジョブス~1~
ISBN 978-4-06-217126-7 作者 ウォルター・アイザックソン
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僕にとっては、インドに行った時より米国に戻った時の方が文化的にショックが大きかった。インドにいる人々は僕らのように知力で生きているのではなく、直感で生きている。そして彼らの直観は、ダントツで世界一というほどに発達している。直感はとてもパワフルなんだ。僕は、知力よりもパワフルだと思う。この認識は、僕の仕事に大きな影響を与えてきた。
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スティーブ・ジョブスのすべてが書かれている。包み隠さず、すべが書き記された。ジャンルは「歴史」。最高の一冊。

 

2011.09.21:僕は君たちに武器を配りたい~20代が生き残るための思考法!!~
ISBN 978-4-06-217066-6 作者 橋本哲史
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本書は、これから社会に立つ、あるいは旅立ったばかりの若者が、非情で残酷な日本社会を生き抜くための、「ゲリラ戦」のすすめである。2011年現在、日本の経済は冷え切っており、そこから回復するきざしはどこにも見えない。求人の状況も最悪だ。リーマンショック以降、日本の大手企業は求人の数を大幅にしぼり、有効求人の倍率は0.5倍前後を推移している。これは職を求める人に対して、半分ほどしか仕事の口がないことを意味する。
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自分も海外に出てもう2002年に海外に住むようになってから、長い時間がたつ。日本を出てからというもの、日本に対する興味、関心だったり、愛国心なるものが芽生えた。しかし日本は経済的な不振はもちろん、政治不信もぬぐえない。これから日本国の一員というのではなく、一人の地球人として頑張っていかなきゃいけない。それを記した一冊。読んで武器を手にしてみませんか。

 

2011.08.30:心を上手に投資する方法 ~決して悪用しないでください。~
ISBN 978-4-7631-3154-6 作者 トルステン・ハーフェナー
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あなたがとても興味を持っている相手と会う約束をしているとしたとしよう。最初から視線でのコンタクトをたくさん取り、相手の目の奥をしっかり見るといい。すると相手はいい気分になる。ただし、やりすぎないように注意も必要。それが大切だ。その後、盤になったら、あなたが大切だと思っている話題を切り出す。視して視線をそらし、自分の手やグラスを眺めるのだ。ここからは絶対に、相手の目を見てはいけない!その時次のことが起こる。相手は、何かが変だ、あなたとのつながりがかくなってしまった、と感じる。相手はかかわりをもととして、よりオープンに、より正直にあなたと話すようになる。
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人間のいろいろな癖や、心理的なものがコミュニケーションを言う分野のかで書かれており、とても面白い。多少なり取り入れることができれば、相手の心を読み取ることが可能になるのでは?と思わせる一冊。
 

 

 
2011.07.04:スティーブ・ジョブス驚異のイノベーション
~人生・仕事・世界を変える7つの法則~
ISBN 978-4-8222-4856-7 作者 カーマイン・ガロ
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前を見ても点と点を結ぶことはできません。後ろを振り返らないと点と点は結べないのです。だから、点と点がいつかつながると信じる必要があります。自分の維持や運命、人生、豪……そういうものを信じる必要があるのです。このやり方がまちがいだと思ったことはありませんし、そのおかげで私の人生は大きく変わりました。
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上に書かれている点と点のつなげ方をスティーブ・ジョブスのこれまでを例にあげ、面白く書かれている。数々のすばらしい商品を世に出してきたアップル。一般的な大きな会社では決して作ることのできなかった商品たちの発想から完成まで。ステーブ・ジョブスでしかできなかった彼の発想が惜しみなく入っている一冊。
 

 

 
2011.06.16:大前研一と考える「営業」学~営業こそプロフェッショナルを目指せ~
ISBN 978-4-478-00726-6 作者 大前研一
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「昨年、四分の一インチ・ドリルが100万個売れたが、これを購入した人たちは、四分の一インチ径のドリルを買いたかったのではない。彼らが欲しかったのは四分の一インチの穴である。」この話は「レビットのねじの穴」と呼ばれ、顧客のニーズやウォンツを正しく見極めることの大切さを訴えるものとして知られています。
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「売れないものを売る」「文句を言わずに売る」良しとされているこの営業法を、「アマチュアの営業」と切って捨てる。確かに上の掲載分とは相いれる日本での常識。世界を変える営業に絶対必要な最低常識。とても面白い一冊。
 

 

2008.03.29:トヨタの遺伝子 ~佐吉と喜一郎のイノベーション~
ISBN 978-4-88320-424-3 作者 石井正
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喜一郎は「荷物ヲ中村ノ工場ニハコビ今夜ヨリ中村工場ニ寝泊リスル」ことになった。大学で学んだこととは別に、あくまでも工場の現場で学ぶことで、何より重要であると自らに言い聞かせ、工場に寝泊まりすることで現場技術を知っていくという覚悟だった。
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「現地現物」主義、だったり、「ジャスト・イン・タイム」のようなトヨタ生産方式だったりはとても有名な生産方法として、認知されている。しかし本当はそのトヨタ生産方式を作り出した文化がとても重要で、そもそもの原点であり、それが「トヨタの遺伝子」として受け継がれていると書かれている。日本で一番成功しているといっても過言ではないトヨタ。その企業の原点は、知られているさまざまなテクニックでなく、創業者の信念、情熱を伝える遺伝子だった。
 

 

2004.08.10:生き方 ~人間として一番大切なこと~
ISBN 978-4-7631-9543-2 作者 稲盛和夫
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近代以降、特に戦後において、働くという行為の意義や価値が「唯物的に」とらえられすぎたきらいがあります。働く最大の目的は物質豊かさを得ることにあり、したがって仕事とは、自分お時間を提供して報酬を得るための手段であるという考えに、私たちは慣れてしまったのです。戦後の日本を統治した連合軍最高司令官マッカーサーは、極東政策をめぐる議会証言で、日本人の労働観について述べたことがあります。日本の擁する労働力は量的にも質的にも、いずれの国にも劣らない優秀なものであるばかりか、日本の労働者は、人間とは遊んでいるときよりも働いていたほうが幸福であるという、いわば「労働の尊厳」を見出していた、というものであったそうです。遊んでいるよりも喜びを感じる精神性。単純労働であっても、そこに創意工夫を働かせて仕事を楽しくする術。他人から強制されて「働かされる」だけでなく、自身が労働という行為にの主体となって「働く」知恵。そういうものを確かに私たちは有していました。
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仕事の原点は、社会貢献であり、少しでも社会の生活を良くしていきたいという気持ちが作ってきたと思っています。組織が巨大化して社会に対しての貢献という目的を失った労働者が増えている中、本当のあるべき姿が描かれています。生き方。本当にそんな一冊。

 

 

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